不眠症の治療にアロマオイルを使うことがあります。うつ病などの心身の不調や日中の緊張が夜まで続いて眠れない場合は、自律神経のバランスが崩れるのが根本的な原因です。
アロマオイルのリラックス効果は、自律神経を整えるので不眠も改善します。おすすめのアロマオイルは、ラベンダーです。寝室にラベンダーの香りを充満させると、睡眠薬を服用した時と同じくらい睡眠時間が長くなり熟睡できます。
不眠症治療には特に真性ラベンダーが効果的です。真性ラベンダーのは酢酸リナリルが35%以上入っています。しかし中には真性ラベンダーと称しても、酢酸リナリルの割合が少ないことがあるため、成分表示をよく確認します。
真性ラベンダーは、少しの量だけだと交感神経を刺激するので、かえって眠れなくなります。アロマオイルは決して安くありませんが、惜しんで使うとリラックスできません。浴槽には真性ラベンダーを3滴~5滴ほど入れます。

またシダーウッドは香りをかぐと、心拍数が下がります。活発に反応する交感神経を抑制して、副交感神経が優位になるためです。副交感神経が活性化させれば、寝つきが良くなります。
シダーウッドは夜中に目が覚めるのを防ぐので、質の良い睡眠がとれます。カモミールはお茶として親しまれています。カモミールには神経が興奮するのを抑える効果があり、昔から安眠のために使われています。
しかし利尿作用もあるので、カモミールティーを飲むと夜中にトイレに行く回数が増えます。アロマオイルならその心配がありません。これらのアロマオイルは不眠に一定の効果がありますが、好みでない香りの場合は無理して利用しないように注意します。
嫌いな香りでストレスを溜めると、不眠も改善しません。